2017年07月01日

「医療職」のための松山大会の歩き方




1.はじめに


 今年、はじめて四国の愛媛県でブリーフサイコセラピー学会が開催される運びとなりました。松山大会の開催まで、1ヶ月を切ろうとしています。


 松山大会では、「ブリーフ×教育」をメインテーマとし、基調講演「世界で一番短い詩・俳句」をはじめ、様々な視点からブリーフサイコセラピーについて、またそれらの活用方法等について学べる機会となっております。


ブリーフセラピーは心理臨床や教育分野でだけでなく、医療分野にまで応用範囲が広がってきていますが、まだまだよくご存じじゃない方も多いかもしれません。


今回、メインテーマをみると医療に携わる者にはあまり関係のない内容が多いのでは…と思われる方も居られるかもしれませんが、そのようなことはありません。


次の「松山大会でのおすすめ」で、私の独断ではありますが、おすすめしたい講演やワークショップをピックアップさせていただきました。


 


2.松山大会でのおすすめ


728() 13:0018:00 〜ワークショップ「ロールプレイと模擬面接で学ぶ、認知行動療法における見立てと手立ての橋渡し」〜


講師:西川 公平(CBTセンター


 医療領域でも積極的に行われている認知行動療法ですが、実際に運用していくとなると様々な壁にぶつかってしまうこともあるのではないかと思います。こちらでは、実際にクライエントの方々とのやり取りの中で困った場面をロールプレイを通して一緒に考え、認知行動療法へとつなげていく、より実践的なワークショップとなっております。


 


728() 13:0018:00 〜ワークショップ 「アドラー・カフェ」へようこそ!〜実践のためのアドラー心理学入門


講師:八巻 秀(駒澤大学)


現在、「アドラー心理学ブーム」が到来し、書籍、雑誌やマスコミでも取り上げられ非常に注目を集めているアドラー心理学。


こちらは、講義でアドラー心理学の基本をしっかりと押さえ、グループワークを通して日常生活や現場で実際に活用できるようにしていくワークショップです。講義もグループワークも楽しみながら学んでいただけます。


 


729() 11:0012:30 〜基調講演「世界で一番短い詩、俳句」〜 


講師:八木健(萬翠荘館長)   


 俳句を詠むことで、気持ちが楽になったという経験をお持ちの方は多いのではないかと思います。


では、俳句とブリーフセラピーにはどのようなつながりがあるのでしょうか?


実際に八木先生に俳句の添削をしていただきながら、楽しく学べる機会となっています。


どなたでもご参加いただける講演になっております。


 


729() 午後or 30() 午前 〜自主シンポジウム「医学教育でブリーフセラピーができること」〜


企画責任者:市橋香代(東京大学医学部附属病院精神神経科)


どの領域の現場もそうだと思いますが、その現場で相手、例えば医療現場だったら患者、に対してよりよいサービスを提供することは非常に大切になってくると思います。そのためには、サービスを提供する側は日々スキルアップをしていかなければなりません。


こちらでは、医療従事者を養成する専門教育をとりあげ、臨床実習の仕組みの効率的な活用法や、臨床研修医対象の医療面接の発展を考えていく中で、医療現場における診療の質を上げるためにはどうしたらよいか?ブリーフセラピーの観点から深く考えていきます。


 


730() 14:1516:15 〜大会企画D 「ブリーフ×学ぶ」 様々な職種からブリーフを学んだ人たちのナラティブ〜


話題提供:青木 安輝(ソリューションフォーカス)、喜多 徹人(神戸セミナー)、西
健太郎(光輝病院)、渡部
隆(愛媛県警察今治警察署)


 


ブリーフセラピーを現場で実践しているのは何も臨床心理士だけではありません。

こちらでは、ブリーフセラピーを心理の分野以外から学ぼうとした者のそれぞれのナラティブを通して、ブリーフセラピーのどのようなことを学び、それぞれの領域でどのように実践しているのか、学べる機会となっております。


 


730() 14:1516:15 〜学会企画「公認心理師シンポジウム」(研修委員会企画)


公認心理師とブリーフサイコセラピー:〜それぞれの現場から期待と責務について


公認心理師資格がスタートするにあたり、現在さまざまな動きが見られていますが、まだまだ分からないことが多いのが現状ではないかと思います。今回、さまざまな領域の先生方に登壇していただき、「それぞれの現場から期待と責務について」討論していただくこととなっています。この機会に一度、深く公認心理師資格について考えてみてはいかがでしょうか?


 


3.最後に


 講演やワークショップ、自主シンポジウムはもちろんのこと、他にもブリーフ遍路でポイントゲットなど、ブリーフサイコセラピー学会らしいユニークな企画も多数ご用意しております。


たくさん学べて、たくさん楽しめる、満足していただける3日間となっております。


 松山大会準備委員会一同、お待ちしております。ぜひお越しください。
posted by 松山大会 at 19:40| Comment(0) | 日記